こんなメッセージを書いていると
彼女から送られてきました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
みなさんご存知のように、
福島第一原発の被害で、屋内退避を余儀なくされていますが、
断水も続き、手を洗うことも、トイレの水を使うことも、お米をとくための水もありません。
放射能汚染を避けるために、
安心して家の外に出ることもできません。(30キロ圏外でも)
寒い日にエアコンを使うこともできません。こちらでは、放射能汚染から身を守るために、家の換気扇を止める、エアコンを使わない、と言われているからです。
屋内退避者の数は、相当数いると思います。
いつまでこの状態が続くのか、本当に不安です。
止むを得ず外出しなくてはいけない場合、、、
放射能汚染から少しでも身を守るため車での移動を考えますが、ガソリンがありません。
どこのガソリンスタンドにもないのです。仮にどこかにあったとしても何時間も並び、自分の番がきたときには、ガソリンはない、遠くからわざわざやってきても結局入れることができない、そんな状況なのです。
そして医療の面、
わたしの父は、半年前、大きな心臓の手術をしました。
退院後は自宅で、処方された薬を飲み、定期的に通院していました。
が、今回の地震で、病院も大変な状態です。
命綱の心臓の薬もあとわずか、
薬局で、薬を処方してもらいたくても、薬局自体、やっているところがないようです。
小さい子どもさんがいる家庭でも同じです。
高熱を出した子どもを受け入れてくれるところもないようです。
遠く離れた病院に行くにもガソリンがありません。
水分をとらせたくても、その水さえ手に入りません。
栄養をとらせたくても、食べものが手に入りません。
このまま尊い命が失われていくのでしょうか、、、。
いつまで続くかわからない屋内退避、食糧を確保したくても、食糧が手に入らない、ガソリンが手に入らない。どこの家でも同じ状況です。
原発の放射能汚染を避けるために、福島県内に入りたくない、という気持ちはよくわかります。
でも、電力供給のために、福島県民は犠牲になったのですか⁉ 絶対安全と東京電力は言い切っていましたが、この惨状はどういうことですか⁉
もしこの日記を読んでくださった方がいたら、どうか、福島県民を見捨てないでください。
ガソリンが足りません。
食糧も入ってきません。
福島県の人が、一人でも多く助かるように、この現実を少しでも多くの人に知ってほしいと思って書きました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
4歳の娘さんをかかえ、被災日から1週間以上もたった今でも、支援物資は届かず、
不安のなかこうして一生懸命生きているご家族がいらっしゃいます。
報道規制がある中、意味があるのかは解りませんが報道局各社へメッセージしました。
私達に今出来る事…
1人でも多くの方にこの声を届ける為に、コピーして公開して広げて頂きたいと思います。
今回の地震で
一番過酷な状況に置かれているのは
もしかすると
福島県なのかも知れません。
もちろん
津波のような
一瞬で全てを奪ってしまう恐怖も想像を絶するでしょうが
放射能という目に見えない恐怖。
これもまた、想像を絶する怖さだと思います。
テーマ:ブログ
PR